●グァナカステ Guanacaste

面積:10,140キロ平方メートル
人口:約30万人

以前リベリアと呼ばれたグァナカステは2000年にユネスコ世界自然遺産として指定されたGuanacaste Conservation Areaや西欧人に大人気なビーチリゾートがあります。

この地域の低地は、「熱帯乾燥林」と呼ばれ世界的にも非常に貴重な森林群です。特に「サンタ・ロサ国立公園」や「グアナカステ国立公園」には非常に多くの生物多様性が残っており、多くの生物学者が研究を行っております。

高地は熱帯雲霧林が広がり、「リンコン・デ・ラ・ビエハ国立公園」や「モンテベルデ自然保護区」などがあります。特に「モンテベルデ」は、エコツーリズムの発祥地として世界的に有名な場所で、非常に多くの観光客が訪れます。

また、ニコヤ半島の海岸には「アリバダ」と呼ばれる世界的にも貴重なカメの大量産卵が見れる場所が2つあることで知られています。産卵時期には10-100万のカメが上陸し産卵すると言われております。そして世界的に絶滅が危惧される「オサガメ」の産卵場所もあります。

それとは逆に、ニコヤ半島の太平洋側「タマリンド」「ココ」「フラミンゴ」などは、多くの西欧人が訪れビーチリゾートやダイビング、サーフィンなどを楽しんでいます。 特に「ウィチーズ・ロック」はサーファーには有名なポイントです。